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シンガポールに引越しました

コウノトリの話3

シンガポールにも干支はあります。今年は辰年です。
辰年は特別に縁起がいいとされ、出生率も上がります。
前の日記に書いた中国人の同僚は、去年からずっと言い続けていました。
トミノさん、ドラゴンベイビーを産むのよ!縁起がいいから!頑張って!」


毎日のように私に言い続けた結果、彼女が妊娠しました。
おめでとう。元気な赤ちゃんを産んでください。


日本での育児休暇は、無給で1年間。
こちらの育児休暇は、有給で4ヶ月。
2ヶ月は政府から、2ヶ月は会社からお給料がでます。


シンガポールは東京の半分程度の大きさの小国で、天然資源も特産物もありません。
いわば、人が資源。女性にも、しっかり働いてしっかり納税してもらうために
結婚や出産が、退職理由になってはならない、というのが国の考えです。


保育所探しはここでも大変らしいですが、
そこは狭い国なので、親のヘルプが期待できます。
結婚して独立するときに、実家のできるだけ近くに住むと、
住宅ローンの金利がお得になる制度があるそうです。
これなら育児に親の協力が得られやすいし、また親の介護もできるからでしょう。


そして、育児専門のメイドさんがいて、かなり安く雇えます。
メイドさんは、政府が外国から沢山雇い入れています。
「ありえない量の生姜料理を毎日食べさせられ、メイドを解雇しようかと思ったが
 産後の肥立ちがすこぶる良く、人生で今が一番元気と思える体になった」
という、日本人女性のブログを読んだことがあります。


その中国人の彼女も、メイドさんを雇うつもりだと言っていました。
2人目なので迷っているようですが、お仕事、復帰してくれるといいなぁ。
日本で安産のお守りでも買ってこようっと。


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