マラッカ
義両親と3人で、マレー旅行に行ってきました。
部屋まで一緒で緊張したけど、ちょっとは仲良くなれた…かな…?
義両親はふたりとも外語大卒で、英語はペラペラ。
お義母様は旅慣れていて、 お義父様は中国語もOK、
現地人と積極的にコミュニケーションしてました。
一方嫁は、英語ダメ、地図が読めない、デジカメは電池切れ、
アテンドとしてまるで役立たずでした。
シンガプーラ駅からマレー鉄道でゴトンゴトン。
世界遺産マラッカと、首都クアラルンプールを見てきました。
マラッカは古いだけの街という印象で、
何が遺産なのかずっと疑問でしたが、
今回資料館巡りをして、少しだけわかった気がします。
大航海時代以前から、マラッカ海峡の利便性に目をつけられ、
ポルトガル、オランダ、イギリス、日本と、
長いこと侵略され続けた痕跡が 今も残っています。
同じ通りに、遺跡、教会、お寺、モスクがありました。
あちらからはコーランが聞こえ、こちらではお盆の準備中です。
土着のマレー人街はもちろん、中華街、インド人街、ポルトガル村もあり、
混血のプラナカン文化も根強く、それらがごちゃっと共存しています。
うらぶれた屋台街の間に、5つ星ホテル。並走する車と人力車。
異なる文化・民族がちっとも融合せずに、隣あわせで存在している、
そういう存在こそが遺産なのだと解釈しました。
シンガポールに帰ってきたら、
ユースオリンピックとラマダン(断食月)が始まっていました。
ちょっと浦島太郎気分ですが、
延ばし延ばしにしていたアレコレを再開です。