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シンガポールに引越しました

Indonesia2

首都ジャカルタは聞きしにまさる治安の悪さ。旅行者は1人で外出できない。
TAXI強盗も多く、どこへ連れていかれるかわからないので、ホテルで呼ぶ、
特定の2社以外の車は使わない、ひとりで乗らない、とレクチャーされた。
ホテルの2軒隣のデパートまでも、シャトルバスを強く勧められた。
Twitterで「外に行きたいよー」とつぶやいたら、在イ日本人のおじさんが
「昼間10分以内なら安全ですよ。でも歩道橋は危ないから使わないように」
とレスをつけてくれた。それは果たして、安全と呼ぶの…?


シンガポールも、日本なんかメじゃないくらいの格差社会なんだけど
ここはそれを上回るパッチワークワールドだった。
収入格差だけでなく、さらに現代と中世くらいの隔世の差がある。
そしてそれらが、同じエリアに混在しているのが印象に残った。
近代的なデザインマンションがそびえ立つ横に泥の川が流れ、
岸辺にトタンでツギハギした掘っ立て小屋が並ぶ。
ちなみに、インドネシア識字率は8割ちょっと。


ジャカルタは、交通渋滞がすごかった。
まず、バイクがとても多い。車と同じくらい走っていたように思う。
みんな飛ばし屋で、結構なスピードで流す間を、バイクが縫うように走る。
さらに裸足の子供たちが、4〜5車線をものともせず、強引に横断する。
中央分離帯では、お菓子や花、オモチャを抱えて物売りが立っている。
ガイドさんに頼んで窓を開けてもらい、ごま団子を買った。美味しかった。


走っている車は、8割くらい日本製だった。
私達が雇ったガイドさんもホンダに乗っていて、
いいだろう、ピカピカだろう、と言って自慢していた。
確かにピカピカではあるけれど、なぜかボコボコでもある。
そう言えば、この人もかなり飛ばし屋だった。物や人にぶつけたんだと思う。
これがオザケンの言っていた、アジア人の運転なんだろう。


写真は、左が食料品店。ドライスターフルーツを買った。
次がバンドゥン温泉という行楽地。芋の子を洗うような混雑で、
インドネシア人が服のまま入っていた。活火山が多くて、温泉は熱い。
右はおまけ、デパートに入っていた日本の「ほかほか弁当」。
繁盛しているみたいだった。生姜焼き弁当を注文。壁画が笑えたので撮った。


ジャカルタまで、シンガポールから2時間弱。機内食ナシゴレンだった。
毎朝5時にコーランで起きた。
初めて手でご飯を食べた。
そんな1週間。


最近ちょっとひきこもり気味だったのだけれど、
ひふみよライブの映像に背中を押されて行ってみたら、楽しかった。
せっかくだから、ここに住んでいる間に東南アジアをまわってみたい。
来月はマレー鉄道に乗って、マレーシアに行く予定を入れた。
その次はタイかベトナムに行きたいな。
誰か一緒に行かない?